金利とは

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金利とは

金利とは、資金の貸借において、借り手から貸し手に支払われる利子(利息)です。基本的には、金利は資金の需要量と供給量が一致するように決まります。資金不足のときは市場金利が上昇し、資金過多のときは市場金利が下落します。

金利は、将来時点における資金の、現在時点に対する相対的な価格を表します。また、単にお金の値段と言い換えることもできます。

金利の種類

固定金利は、返済期間中の金利が一定に保たれます。変動金利は、契約期間中の経済状況によって金利が上下するため、金利上昇リスクが伴います。

短期金利と長期金利

短期金利とは、期間が1年未満の金融資産の金利です。例えば、政策金利です。政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に貸し付ける際の金利のことで、金融政策として使われます。

長期金利とは、期間が1年以上の金融資産の金利です。例えば、10年国債利回りや10年社債利回りです。企業の信用力は国より低いため、社債利回りは国債利回りより高くなります。

債券の債券発行者の信頼性は遠い将来のほうがより低いため、一般に長期金利のほうが短期金利より高くなります。これを順イールドと言います。しかし、将来に金利が低下するという予想の下では、短期金利のほうが長期金利より高くなることがあります。これを逆イールドと言います。

名目金利と実質金利

名目金利は、金融商品に表示されている金利のことをいいます。実質金利は、名目金利から名目金利から物価上昇率を引きます。計算式は以下になります。

実質金利 = 名目金利 - 物価上昇率

金利の計算

金利の計算は、一定の期間に得られる利子や値上がり益を1年当りに換算し、それを投資金額で割ります。基本的な金利の計算は以下になります。

直接利回り

直接利回り(直利)は、購入金額に対して毎年どのくらいの利子が得られるかを見る利回りです。

$$\mbox{直接利回り(%)}=\frac{\mbox{表面利率}}{\mbox{購入価格}}\times100$$

応募者利回り

応募者利回り(単利)は、新規に発行された債券を償還日まで保有した場合の利回りです。

$$\mbox{応募者利回り(%)}=\frac{\mbox{表面利率}+(\mbox{額面}-\mbox{発行価格})/\mbox{償還年限}}{\mbox{発行価格}}\times100$$

金利の変動要因

金利を決定する要因として一般的には次の3つが挙げられます。

  • 景気動向
  • 金融政策
  • 市場の需要

金利が低いとお金を借りやすくなり、社会に流通するお金が増えて経済活動が活発になるので景気は良くなります。逆に金利が高くなると、経済活動が抑制され景気は後退します。

また、金利の上昇は、株価が下がる要因となります。金利が上がると、企業は資金調達のコストが上がり、企業業績がマイナスになるともに、債券投資に資金が流れるためです。

このため、金融当局は金利を調節することで、景気が低迷したり、逆に加熱したりすることを防ぎます。これを金融政策と言います。

国際経済においては、米国金利から米国景気を知ることができ、米国を見ることで、世界景気の動向を知ることができます。

 

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